魔女協会デスカラス班に身を置くイチの、新たな狩場は凍てつく北の果てだ。生命の熱すら奪い去る氷鮫の猛威が、村一つを丸ごと静寂の棺桶へと変えた。イチは奪われた命の重みをその身に刻み、氷を砕く魔力を手中に収めるため、牙を剥く氷鮫との死闘に身を投じる。単なる討伐などではない。これは魔男が自身の魔法を深化させ、呪いとも呼べる宿命をねじ伏せるための、剥き出しの生存競争だ。 デスカラスやクムギが難関試練に苦戦する中、イチは驚きの秘策を思いつき…!?